バルメットは田原バイオマスパワー合同会社にバイオマス発電ボイラおよび排煙クリーニングシステムを供給
バルメット Oyj プレスリリース 2021年 12月 28日
バルメットは、愛知県田原市の田原バイオマスパワー合同会社にバイオマス発電ボイラおよび排煙クリーニングシステムを供給します。新しいCFB(循環流動層)ボイラは、お客様の発電所が CO2排出量を大幅に削減しながら、高い熱効率で安定した電力供給を実現することを可能にします。2016年以降、これは日本の市場で 6件目のバルメットの CFBボイラの受注となります。
本件はバルメットの 2021年第3四半期の受注に含まれます。この種の発注金額は通常約 7,000万ユーロです。現地据付工事の開始は 2023年を予定しており、発電プラントの商業運転は 2025年中に開始します。
このプロジェクトは、JFEエンジニアリング株式会社との協力により実施されます。JFEエンジニアリングは、田原バイオマス発電所のEPC(設計、調達、建設)請負業者になります。
「私たちは、日本最大級のバイオマス専焼ボイラプラントに最大のバイオマス燃焼能力を供給できることを誇りに思います。また、これはJFEエンジニアリング株式会社との 6件目のボイラプラントの受注であり、私たちの長く信頼できる協力の証です。」とバルメット エネルギービジネスユニット ボイラおよびガス化装置担当 取締役 Jari Niemeläは話します。
納入の詳細について
バルメットの納入範囲には、発電出力 112,000 kWのバルメット CFBボイラおよび排煙クリーニングシステムが含まれます。田原バイオマス発電所の想定年間発電量は約 7.7億kWhで、使用される主な燃料は木質ペレットです。発電された電力はすべて、日本の固定価格買取制度に基づいて送配電会社に供給されます。
供給先である田原バイオマスパワー合同会社について
田原バイオマスパワー合同会社は 、JFEエンジニアリング株式会社、中部電力株式会社、東邦ガス株式会社、および東京センチュリー株式会社が所有する特別目的会社です。
JFEエンジニアリングについて
JFEエンジニアリングは JFEグループの一部です。同社は製鋼および造船ビジネスにルーツを持ち、エネルギーおよび環境、 都市インフラおよび産業機械の分野でエンジニアリング事業を拡大してきました。JFEエンジニアリング株式会社は、東京証券取引所に上場している JFEホールディングスの 100%子会社です。
バルメット
コーポレートコミュニケーション
本件のお問い合わせ先:
バルメット エネルギービジネスユニット ボイラーおよびガス化担当 取締役 Jari Niemelä 電話 +358 50 3178050
バルメット株式会社 営業部 営業統括 山下 宏 電話 03-6744-3055
バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。
パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。
2020年のバルメットの売り上げはおよそ 37億ユーロであり、14,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。
続きは、www.valmet.com, www.twitter.com/valmetglobal をお読みください。
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