バルメットは広範囲の完成紙料特性をオンラインで測定する新しい繊維特性分析装置を導入

バルメット Oyj トレードプレスリリース 2019年2月5

バルメットは、新たに再設計されたValmet Fiber Furnish Analyzerを導入しました。これは、バルメットの広範な現場経験と新しい技術を利用しています。Valmet Fiber Furnish Analyzerは、紙、板紙、ティッシュメーカーの主要な繊維および完成紙料の特性をオンラインで迅速かつ正確に測定します。

新しい画像解析技術により、Valmet Fiber Furnish Analyzerはより広範囲の完成紙料特性を自動的に測定することができます。Canadian Standard Freenessおよび Shopper-Riegler測定値モジュール、pHおよび導電率を監視するための化学モジュールを Valmet Fiber Furnish Analyzerプラットフォームに追加することもできます。また、この分析装置はプロセス制御に理想的であり、遠隔手動サンプリングステーションを追加することにより、迅速かつ正確な分析を行う貴重な実験室ツールです。

頻度が低く時間がかかる実験室試験に頼るのではなく、マシンオペレーターは迅速かつ決定的に行動するための情報を得ることができます。測定された特性の組み合わせからパルプ強度特性を継続的に予測する内蔵の Valmet Data Modelerおよび Valmet Soft Sensorにより、リファイニングレベルの制御、流入パルプ品質の監視、繊維混合の最適化がさらに向上します。

「オペレーターは、繊維開発とパルプ強度に対するプロセス変更の影響をリアルタイムで確認できるようになりました。物理試験を待たずに、品質変動をもたらすシフトを大幅に減らすことができ、大幅なエネルギーと原材料の節約を実現します。」と、バルメットの分析装置・測定装置自動化事業部門製品マネージャー Ismo Joensuuは述べています。

Valmet Fiber Furnish Analyzerについての技術情報

製品およびアプリケーションの遠隔サポートを含む包括的な自己診断およびインダストリアル・インターネット機能により、測定の信頼性が保証されます。また、Valmet Fiber Furnish Analyzerにより、オペレーターは後の検査室検証とパルプ強度モデリングの自動検証のために追跡サンプルの自動収集を遠隔で行うことができます。 

既存および将来の工場システムへの接続は、多用途通信インターフェイスにより確実にサポートされています。また、Valmet Fiber Furnish Analyzerの応用分野も広がりました。粗パルプ用の新しいサンプラーと、特定グレードのパルプに対する測定能力を向上させるために消泡剤を追加投入(オプション)することができます。

バルメットは広範囲の完成紙料特性をオンラインで測定する新しい繊維完成紙料特性分析装置を導入

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お問い合わせ先:
バルメット オートメーションビジネスライン
分析装置・測定装置 製品マネージャー  Ismo Joensuu, Tel. +358 40 700 6483

バルメット オートメーションビジネスライン
紙分析装置 事業マネージャー Jukka Nokelainen, Tel. +358 40 028 4150

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2018年のバルメットの売り上げはおよそ33億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォー マンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。

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