バルメットはフランスの Smurfit Kappa Cellulose Du Pin Biganosに新しい粗選および洗浄プラントを納入

バルメットコーポレーション プレスリリース 2016年4月12日

バルメットはフランスの Smurfit Kappa Cellulose Du Pin Biganos紙パルプ工場でのクラフトライナーパルプ生産向けに新しい粗選およびブラウンストック洗浄システムを納入します。この新しいプラントは老朽化した機器との入れ替えで、今日の環境規制を満足するものとなります。納期は2017年初めに計画され、それに続き、スタートアップの予定です。

この注文はバルメットの 2015年第4四半期の受注に含まれていますが、受注額は非公表です。通常この種の受注は約 1000万ユーロ弱に相当します。

「高カッパー価のパルプ生産において、バルメットは、独自の蒸解、リファイニングおよび洗浄コンセプトに基づいた実証済みの技術を有しています。この受注はクラフトライナー向けのファイバーラインの分野において、私たちが主導的地位にいることの証です。私たちは Smurfit Kappaとのこの興味深いプロジェクトを楽しみにしています。」とバルメットのセールスマネージャー Peter Rummelは話します。

納入の詳細について

この受注にはリジェクトリファイナーを備えた新しい粗選プラント、そして2基のTwinRollプレスからなる洗浄段が含まれます。粗選およびブラウンストック洗浄プラントの生産量は1250 adt/dとなります。

Smurfit Kappaについて

Smurfit Kappa Cellulose du Pinはバージンファイバーから作られるパッケージ用の紙を生産するヨーロッパ有数の企業です。フランス東南部に位置するAquitaine, Factureに拠点を置き、その生産ユニットはカバークラフトペーパー段ボールを専門にしています。

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。