バルメットはフィンランドの Sappi社 Kirkniemi工場の抄紙機ウェットエンドを改造
バルメットコーポレーション プレスリリース 2016年2月17日
バルメットは、フィンランドにある Sappi Finland Operations社の Kirkniemi工場の抄紙機ウェットエンドを改造します。改造マシンは 2016年第4四半期にスタートアップの予定です。
この注文はバルメットの 2016年第1四半期の受注に含まれます。ただし、受注額は非公表です。この種のプロジェクトとスコープは通常約 1000-1500万ユーロに相当しています。
「私たちは長年バルメットとともに作業しており、協力関係はとても良好です。バルメットは私たちの抄紙機に慣れており潜在能力も熟知しています。このことはサプライヤの選定に際しての重要なファクターになります。私たちは良い技術ソリューションを持った信頼できるパートナーを得たいと思っていました。」 と Sappi工場長である Martti Savelainen氏は述べています。
「この新しいプロジェクトはここ数年における Sappi(Alfeld PM 2 および Gratkorn PM 11)の3番目に大きな改造です。私たちの技術者は Kirkniemiのマシンに非常によく慣れており、プロセスと技術のソリューションに関するノウハウは印刷用紙の品種には最適です。私たちの経験と専門知識を結び付けることによって、お客様の目標を十分に満たすソリューションを考え出すことができました。それで、Sappi社がこの改造プロジェクトでバルメットを選んだことを嬉しく思っています。」とはバルメットの Paper Mills Sales and Marketingの Vice Presidentである Petri Paukkunenの談です。
Sappi社について
Sappi社は溶解木材パルプ、紙パルプおよび紙ベースのソリューションの提供に焦点を合わせたグローバル会社であり、世界で 100ヶ国以上の直接および間接の拠点を有しています。Sappi社は年間で紙をほぼ 570万トン、紙用パルプを 240万トンおよび溶解木材パルプを 130万トン製造しています。
Kirkniemi工場は要求度の高い製品に必要な軽量出版用紙を開発する先端企業です。今日、工場の抄紙機3台が全世界の顧客を対象にヒートセットオフウェブセット印刷用のコート紙を生産しています。
バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。
パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。
2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。