次のステップのデザイン - OptiConcept Mのビジュアル化
2016年10月18日火曜日
もしお客様のペーパーマシンあるいはボードマシンがお客様の会社のブランドのショーケースに入っているとしたら? ペーパーマシンがお客様のより良い経験のためビジュアルエレメントのように使われたら? マシン前のパネルで抄速や生産量が見たいですか? これらすべては現在バルメットの OptiConcept Mで現実になっている。
バルメットはここ数年工業デザインに注目していた。ひとつの鍵となる結果は2011年 OptiConcept Mの発表である。デザイン選定の裏側には安全性と操作性があった。これらを基に、OptiConcept Mのデザインは現在次の段階に向かっており、例えばお客様のブランドとライティングのような視覚要素の利用によりお客様の経験をより良いものにしている。
お客様のブランドの増加
「OptiConcept Mはお客様のブランドのビジュアル化をサポート、つまり会社のイメージをマシンに反映させます。お客様のブランドはラインデザインでビジュアル化されます。例えば、お客様の会社名、ロゴ、そしてブランドカラーです。ライティングによってマシンは色の洗礼、すなわち特別な印象を持ちます。」バルメットのシニアデザインマネージャー Jussi Salojärviは言う。
ライティングはマシン環境の自然な一部
「加えて操作性と安全性にも重要です。ライティングはマシン室の雰囲気に強い影響を与えられます。」と Jussi Salojärviは言う。「ライティングのコンセプトを最適にすることにより、マシン上のたくさんの光、自然光、動き、現在のセンサーとバランスを取れます。」
「ライティングはマシン環境上必須で、必要な時に重要なマシンのパートやセクションを照らし、必要でない時はライティングを消します。ライティングの技術は多くの用途で簡単に使え操作性と安全性の向上につながります。」 Salojärviは続ける。
インダストリアル・インターネットのビジュアル化
インダストリアル・インターネットの使用も製紙プロセスのビジュアル化に使われる。マシンのフロントパネル、フード、安全柵もカスタマイズ可能で、マシンからのデータを効果的に操作するため、可視化され人々に見える情報として提供できるようになる。
「情報はリアルタイムのマシンスピード、抄き物、エネルギーや水の消費。操業やメンテナンスデータは強調され、メンテナンスの仕事やオペレータへのガイド となります。例えば用具の交換時期です。」 Salojärviは説明する。マシン上にあらわれる情報はマシンデータに留まらず、写真、図面、行事の際の歓 迎の言葉にも使われる。
改造や新設での幅広いオプション
「お客様は OptiConcept Mの改造や新設で幅広いビジュアルソリューションのオプションから選べます。バルメットでは新しいデジタルテクノロジーと平行してマシン環境の開発も続けていきます。」
未来に続く可能性
「私たちはお客様に、この新しいソリューションの紹介を始めました、そして多くの紙、板紙製造の方々に興味を持っていただきました。もちろん開発を進め将来多くの可能性が増えます。より現実的になり、例えば新しいオプション、マシンの、より効果的で安全な操作とメンテナンスを」Salojärviはまとめる。